ACIDMAN@ZeppSapporo

with_isotope2013-07-07

愛しい、愛しい、愛しい伸夫様。ステージに現れて、ライトが当たって、「君は知ってるかな」と静かに歌い出したお姿が、もうほんとうに、神様にしか見えなかった。ああ、私の神様が降臨された、と見とれた。同時に、正しく生きていくことを改めて誓った。そんな、七夕の夜の奇蹟。


もう、結局これだけでいいっちゃいいんだけど、せっかくなので忘れないうちにいろいろ書いておきます!
伸夫、今回完璧すぎて、まじで一回頭ん中で言葉練り直したんだけど、やっぱり完璧の一言しか出てこんかったです。夏っぽいハット×白タンクトップ(かな?)×グッズのデニム風シャツ×伸夫にしては細身ジーンズ×黒い革靴。メンノン専属、いけますって。右腕には水色のミサンガっぽいものが。一瞬、あまちゃん…?などとよぎる(ないない)。
で、この革靴がですね、今回足元のボードを軽快に踏みまくるのですよ。私は機材のことまったく分かんないんだけど、一旦反復のフレーズを弾いて、それを録音(足で録音オンとオフのスイッチを踏む)して、即座にそれを再生して、違うフレーズを自ら重ねて、っていう。リアルタイムで独りツインギター。初の試みですよね?今まで多分、あらかじめ録音してたのを流して合わせてたよね?あくまで“ライブ”にこだわる姿勢に、圧倒されちゃった。このひとしかも、歌ってるわけよ?歌って弾いて録音もして。しかもしかも、魂込めまくりの歌なのよ?脳内回路どーなっちゃってるんだろう。
で、この足先のカチカチ具合が、特にNO.6あたりの不遜なロックナンバーだと、この作業も含めたパフォーマンスになって見えて、幾度となく、「私も踏み鳴らされたい!」と思ったよね。うん。それにしても、この日の伸夫の喉は最高だったなあ、最初から最後まで。歌うまっ!て震えたもん。
私はSUSY最強説をとなえてるんだけど、ここ数日はFurtherにハマってて、きーたーーーーー!て昂ってたんですが、フロアの盛り上がりがいまひとつで「へ?」て戸惑ったり。それと逆で、絶対盛り上がるってわかっているはずの新世界の熱気が想像遥かに超えて。こんな爆音の合唱、初めて聴いた!も、まじ伸夫の声が微塵も聴こえず。ステージからはどう聴こえてただろう?すごかっただろうなー。みんなの、待ってました感が半端なくて、すっごく気持ち良かった。
ここへきて不動のエースの座を勝ち取ったふりすたは、まさかの打ち込みのイントロ!びっくりしたけど、ミラーボールも健在で、それはそれは幸せな曲だった。伸夫が二回ぐらい歌詞をごにょったことに、おぉ?と戸惑ったけど。サビ前の、セリフのように頷いて歌うとこが、好き。伝わってるよ、あなたが伝えてる以上に。
で、次のtoliveでついに、ついにサトマの帽子が飛んだのであった。いっちゃんに「二曲目で飛ばすんなら最初からかぶってこなきゃいーじゃん!」と突っ込まれたことを気にして、クライマックスまでためてたのだとしたら、ちょう可愛い。あ、あのー私は120分のライブだとしたら、118分は伸夫を凝視してるんだけど、ふと、チラッと見ると、サトマいっつもにかーって笑ってんの。あれ、なに。伸夫が口を真一文字に結んでギターかき鳴らしてる時とかにふっとサトマ見ると、にかーってなってるから、「見えてる景色違う?!」とびっくりする。びっくりするけど、可愛い…ひそかに癒されちゃう…
今回は自分で気持ち悪いと思えるほど感情移入してぬおぉぉぉってなる曲が多かったので、いつも以上に噛みしめて聴いていたんだけど、なんか、本編最後の白光でぐぐっとメーターがMAXになって泣いちゃった。風追い人もやばかったけど(いやこれほんと名曲だよね!!ピアノなくても充分壮大だったよ!!)、白光でくるとはな。ラストで涙腺も安心したのかなー。
アンコールは、ある証明→養鶏。かっこよすぎる!!燃え尽きるには最適だった。伸夫の雄叫びも、長くて高くて、ああこれ本能と本能のぶつかりあいだよなあって思えて、すんごく幸せな熱の中だった。
全体的に、もしかしたらちょっと長すぎるMCのせいもあるのかもだけど…、あったかーくて優しい雰囲気のライブだったような。「新たなる世界へ」っていう幕開けの解放感というのか。アシの三人も会社興して、また一歩ここから、っていう気構えもあったろうし、そういうのは伝わってきたけど、なんか、…あそっか今打ってて思った、「白光」に包まれてたのかも。アルバム通してずっと思ってたこと。ベールのような。そっか、体感したら、こんなにあったかかったんだ。


長すぎるMCは、また次回。