「”ご“両親に感謝したい」、との新成人のコメントがニュースで流れたのである。私は「!」と化粧をしていた手を一瞬止め、「そうそう、ハタチったってまだ子供なのよ、こんなもんなのよ…」と一瞬びっくりするもすぐに納得をして眉を書きはじめたのだけど、新成人おめでとうという趣旨で放送しているはずの番組なのに、このテレビ局は祝う気ゼロなんだなあ、と、メディアの“意図” というものに、なんか胸が黒々と塗りつぶされてゆくような嫌な気持ちに。
ついったー上でも、この“ご両親発言”について、敬語の誤用を嘆いたり、当人を馬鹿にしたりする感想よりも、あえてその発言を放送したメディア側へ違和感を持つ意見が多く見られて(あくまで私のTL上だけど) 、危うかった…私もメディアの罠に落ちるとこだった…と冷や汗かきました。
実は最近になって、もう今更なんだけど古市憲寿の“若者論”に触れておるので、気になってしょうがないんでしょうね、若者が。このニュースを見て、何の気なしに流れてきた映像だけ見てたら、「今時の若者はハタチにもなって、敬語も使いこなせないのか。こんなのが日本の未来を担っていくなんて不安でしょうがな
い…」ってなって、安易に若者バッシングの道が開けてしまうよねえ。たったひとりのボクちゃんの発言が、2014年の新成人の代表になっちゃうんだから、恐いったらもう。でも、若者定義はこうして作られていく、っていう典型中の典型の場面に出会えて、ちょっといい日だったかも。
…でもそれはそれとしてさ、やっぱりご両親はないよね、ないよ、うん。


とゆうわけでもう1月も半分過ぎようとしている中で、まだ今年の目標を明文化していないという。ね。
全体的に、とても怠惰な1年を過ごしてしまったので、要はもう、2014年は脱怠惰しかないわけです。
具体的にゴニョゴニョ書きませんが、主に仕事で、ぬるま湯職場で脳みそも常にぬるま湯モードだったという反省。上も下もまっっっったく尊敬・信頼できるひとがいない中で、自分だけは曲がらないで染まらないでいこうと、ずーっと守ってきたつもりではあるけれど、なんというか、やっぱり孤独な戦いって限界あるよね。自分だけの世界って、なかなか成長できないよね、ってことに今更ながら気がついているわけで、今年は身の振り方を、改めて、もう一度、考え直してみたいと思います、もう早い段階で。あれもこれもではなく、大事にしたいものたちの、優先順位を見定める。
それから、無難に、年末年始戦線で体力等々の低下に気づき始めたので、特に食べるものに気を遣おう、と。まずは根菜。葉物野菜は好きだからちゃんとモリモリ食べてるんだけど、体を冷やしがちらしいですし、根菜のが栄養価高いしね、という理由で。カフェイン(日に3杯ぐらい飲む珈琲)を止められない分、その他の摂取物のバランスを熟考していかねば。もう若くもないのだ。
守れなかった分、引き続き今年も、見て見ぬふりをしない(これはつまり、困っているひとを助けるとかいうよりも、内なる欲望を、って意味で)、言葉にしてしっかり気持ちを伝える(感謝とか、陽性のものは特に)、これを忘れないように…
そして、正しく。漠然としすぎているけれど、アシを聴き続けている身としては、とにかく、正しく、生きたいと、思うのです。