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あっという間の11月だよ!
- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2011/02/11
- メディア: 単行本
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ええとね、確かに私は、現実と虚構の世界の区切りが曖昧なストーリーって嫌いではないし、終幕が気になってついついページをめくらされてしまいましたね。ああ、それでリサの命にあんなに執着してたのね…と謎が解けたのは、ありがたかった。ストン、ときました。面白かった、と、思う。
- 作者: 窪美澄
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/07
- メディア: 単行本
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他の作品も、読みます。
- 作者: 朝井リョウ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/02/05
- メディア: 単行本
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(※最近映画化小説ばっか読んでるのは偶然ですよ)
私、概ね高校時代は平和に楽しく過ごせていたと思うんだけど、クラスの仲がよくていじめなんかなくて、ていう、土台の安心感が占めるところが大きいなあなんて感じてはいるんだけど、こんな風に、誰もが口には出さなかっただけで、しかと“階級”を見極めているひとがいたっていう可能性もあるのだなあ…当時はほんとにコドモで、私はそんな小難しくて、冷徹なこと、考えが及ぶことなどなかったけど。苦しくないか?そんな、10代でそんな風に世界を分析して、そんな風に自分自身を値踏みしたりして、苦しくはないだろうか?
あの頃の気持ち、ってやつには浸れなかったけど、相変わらす朝井リョウはえぐってきやがるなー、と、ちょっと鬱々としましたよ。
(そうだ。なんか、映画とはぜんっぜんストーリーが違うらしいですよー)