なにもかも今更すぎるけど、バクホンで帰省したときのSAPPOROの思い出。

T38はこの街の中でも5本の指に入るくらいに好きな場所。ここから見下ろすと、本当に真っ直ぐのきれいな街だなあと思う。高いところはあんまし好きじゃないと言ってた父だけど(若かりし頃はしご車で事故られて生死の境をさまよったトラウマでしょうか?)、ほろ酔いのまま「うちのばばあも連れてきてやるかなぁ」とつぶやいていたのが、印象深い。

ジンギスカンは、うちはずーっと松尾なのですね。タレの後付けは邪道だと思ってます。

あと、新車の軽を運転させてもらったのですが(公道、5,6年ぶり)、改めて最近の車はオモチャだと思いました。殺人オモチャ。父が老いすぎてしまう前に、冬道も怖くないぞってぐらい乗れるようになりたいんだけど、今私はいつでも難なくひとを殺せる、という恐怖がなかなか消えなかったので、ちょっと運転むいてないと思った、うん。前はそんなことなかったのになー。前世の記憶とかかなー。

あと、帰りのJRで隣に座ってた娘に話しかけられたんだけど、まじで二度見するぐらいのかわいこちゃんでした。ライブ後そのまま飛び乗ったから自分の汗臭さを気にしすぎてうまいこと喋れず、せっかくのNANA的発展を逃した!そういや関係ないけど、うちの母上が10年ぐらい前に同じくJRでビジネスマンの隣になり、年も息子と同じぐらいで好感を持っておしゃべりに興じてたら、最終的に口説かれて盛大に吐きそうになったってゆってた話思い出した。熟女ブームだった頃?まあ、贔屓目なしで母はかわいい。
というか、JRは…一体………………………中島社長の悲劇を繰り返すつもりなのか?


バクホンの決闘のようなライブの後だと、バンアパのライブの“ご褒美感”がすごい。誰にも邪魔されず、汗もかかず、ただ自分の好きな位置で気持ち良い音楽に身を預けることのできたあの空間、ほんとに、ご褒美。なんの、かはわかんないけど(ご褒美もらえるほど頑張っちゃいない)。余韻がすごいよー。もう早朝でも、夜の向こうへ聴いてほぇぇってなっちゃってる。


10月ももう終わりますが(!)、前半、まあとりあえず新しいこと、て思って、ガイド付のプチ街歩きに参加したり、道新講座受けてみたりしてました。街歩きは、私も知ってる情報6割、年の功的トリビア4割、という感じで、やっぱりガイドしやすそうな街だなあと思いました。資料あさればいくらでも知識は増やせるけど、街歩きはルート設定も大事だし、穴場スポットを自ら見つけておくのも不可欠だし、とにかく自分の足で何度も歩いて、いろんな角度で街を見なきゃいかんよなあ、と思いました。で、産まれて初めて教会ってものの中に入ったんですけど、なんだあの空間、もう言葉でうまく表せないけど、すごかった。悔い改めたくなる、たしかに。十字架にもいろんな種類があることも、初めて知ったし、いい体験をしました。
講座の方は、HAKODATEの古い商家の研究みたいな内容で、そりゃあとてつもなく好きな題材なのだけど、しょうがないけどご年配の暇潰しみたいな感じになっちゃってて、まあ大学の講義並みのレベルを期待するほうがばかなんだろうけど、ワーキングプアな私がそこそこの金額払ってんだから、もうちょっとなんとか真剣味が欲しいよ、という。いや、面白いんですけどね、喋ってるだけで、理解してもらおう、っていう意欲の伝わる説明が少ないんだよ。場所を説明するときは地図を指すとかさ、人名言うときは漢字書くとかさ…そうゆうのって、もう優しさの問題だよね。ね。