8月に入ったので、暑くなるみたい。そうよな、今まで涼しすぎたもんな。主食がチョコミントのアイスへと替わります、そろそろ。


ちょろっとお仕事の話。
3ヶ月以上前から打ち合わせしてたお客様(法事後の宿泊)がとっても感じのよい方で、最初は真面目なお父さんという印象だったのに、「お料理が美味しすぎてついつい…」と一升瓶抱きかかえて千鳥足で廊下に出てきた時には「!」てなったけど、それを支える奥様もほわほわ笑ってて、安心して酔える場所を提供できてほんとーに良かったなあ、と安心したものです。お見送りは出来なかったけど、さんざん女将に赤面ものの賞賛の言葉を撒き散らして、高級なお土産まで置いてってくれて、hakodateきて初めて、お礼状書いたお客様でした。これだよな、と、改めて思います、私の好きな仕事。私は正直、うまく“あしらう”のが苦手で、札幌時代にも変なお客につかまって、上司に「親切にするのはいいことだけど、程度をわきまえないと(その他大勢のお客様に迷惑かけることになる)」と言われたこともある。でもね、数多ある宿泊施設の中で期待を込めて選んでくれて、その方達にとっては、唯一オンリーなわけだから、それを思うと、“さばく”わけには、やっぱりいかないんですよ。何十人もいる客の中のひとりとしては扱えない。私にとっ
ても唯一オンリーの出会いだから。それが、“私”の個の評価じゃなくって、函館全体の評価に繋がることを、信じてやっている。「あのフロントのひと、優しかったなあ。hakodateって良い街だなあ。また来よう」、これを、信じてやまない。
だから、自分が好きな街でしか働きたくないんだよなあ。

ちなみにGLAYは、お客様が、疲れたけどめっちゃ楽しかった!!という顔で続々帰ってきてくれたことに、逆に楽しい気持ちにさせてもらったというか。だって分かるもん、その気持ち…とまぶしい思いで見ていました、私は。風に乗って聴こえてくる歌声と声援が、羨ましかった…
部屋の売り方とか課題はいっぱいあって(それこそSAPPOROで嵐やSMAPの時のルームコントロール経験のある私には、全然やり方違ってもやんもやんしてたけど…)、でもイレギュラーな対応で、ちょっと面白味もあったので、こうゆうのも悪くないかな、という疲れだった。
まあそんなことより勿論、GLAY抜きにして(今更それは無理だけど)、「hakodateって良い街だなあ。また来よう」て、2万超のうち、何人が思ってくれたか。そこなんだよ。