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(写真は本文と関係ありません)

小さい時から距離や空間把握が苦手でした。地図が読めない女の典型だし、バックでの駐車は避けてとおるタイプです。そういえば物に指先や足先をぶつけることも多い気がしますが、これは距離感の問題ではなく自分の体積を小さく見積もりがち＝デブ具合に目をそむけすぎなのかもしれません、
て、何の話かっていうと、自分の臓器の位置をうまく言い当てられないのも、この空間把握力の残念っぷりに関係があるのだろうか、って話。
ストレスやらなんやらで「胃が痛い」とやたら胃薬を飲むひとがいるのですが、あれは本当に、胃で合っているのですか？といつもいつも思うんです。私は30年生きてきて、はっきりと「胃が痛い」と感じたことは一度もありません。多分痛んでいるのだろうけれど(ストレスには弱い方だし)、肺と股ぐらの間にひしめいている内臓のうち、痛みを訴えているのが「胃だ」と確信を持てたことがないのです。なので、胃薬を迷いもなくピンポイントで服用できるひとたちを、ちょっとすごいなと思ってしまいます。
ちなみに女性にしかないあの臓器、私は毎月初日に泣きたくなるぐらいの鈍痛を訴えてきますが、それも実のところ、「子宮が痛い」と思ったことがない。漠然と、肺と股ぐらの間の「お腹」が痛い、それしか分からないのです。なんとなーく、「お腹」の下の方とは分かるような気もするけど、もう一回言うと、泣きたくなるぐらいの鈍痛なので、そこまで頭は回りません。
で、そんな臓器把握力が残念な私、残念なことにあまり臓器が丈夫ではないようで、大学時代から、突然激しく嘔吐する(嘔吐後手足がしびれて動かなくなるぐらいの)「持病」を持っているんだけど、それこそ問題は胃なのか腸なのか全く分からず、ゆえ、薬も飲めず、毎度「あーこれいつものやつだー」と諦めてトイレで涙目でのたうちまわって終わってしまうんですよ。下痢とかはないから、消化器は関係図ないかな？と予想は立てるものの、やっぱり「胃だ」とは確信を持てない。嘔吐するので、胃と思われる「お腹」を雑巾絞りされたみたいな激痛が続くんで、嘔吐後の徒労とプラスして、寝てらんないぐらいの気持ち悪さなので、「持病」とか諦めてないでちゃんと治療できるもんならしたいんだけど、何科を受診したらいいのかも分からないわけなのですね。だって本人もよくわかってなくて、漠然と、「突然お腹がぎゅううううぅっと痛くなって、ぶっしゃああぁって盛大に嘔吐しちゃうんですー」て、それ変なもん食べたんじゃないの？て笑われて点滴打たれて終了な気がするんだよなあ。
地図が読めないと、バックの駐車の成功率が甚だ低いと、内臓の不調ともうまく向き合えないという、こんなとこまで繋がっちゃうんですねー。自分の内臓の位置を把握できない人間には、病気ぶる資格もないのかもな、って、ブルーになってこの長いぼやきは終了させていただきます。

(誰か同じ症状のひといないかな？)