■
- 作者: 綿矢りさ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/12/12
- メディア: 単行本
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
こないだなぜかyahooにインタビュー記事載ってたりっちゃんですが、あっちゃん推しだったそうだ。なにー!そのエピソードもうちょっと下さい!
最近、ちょっとずれた、つまりイタイ女をえぐく書き続けてるりっちゃん自体が、やはりちょっとイタイ面を持っていたということです。
この『しょうがの味は熱い』は、なかなかプロポーズしてくれない同棲相手にもやもやするオンナノコが主人公なのだが、食生活を無理矢理合わせたり、あげく実家帰ってプー生活したり、充分イタイです。えっ、ていうラストだし。まあ、共感できなくもないかなあ、ってゆう部分がいつも3割程度なので、何か自分自身の“イタくなさ”を確認して安堵するために、りっちゃんが居てくれるような気がする、て、どうゆう言い種よ?笑
- 作者: 渡辺ペコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/04/23
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (14件) を見る
終わっちゃったー。うんうん、うんうん!と納得できる方に進んでいった。いちいち「ちくしょー」と思う(なぜか)ほどに、共感。最終的には、恋とか愛とかじゃなくていいんだよ、入口はそうゆうのがベストだろうけど、一緒に生きていくってことは、結局ね、ね。あっちゃんが、あんな不貞を働いたコーヘイを、「信用してるよ」と言ったことに、びくりとする。でも確かに、“家族をつくる”というあっちゃんの望みにおいては、信用に値する人間ではあるのかな。何が大事か、ゆえに何を許せるか、何を許せないか。建設的な関係って、聞こえはあまり良くないけど、かっこいいなあと思ったよ。