狭小邸宅

狭小邸宅

不動産会社はブラック企業なんだそうだ。あくまで小説なのだけど、概ねこうゆう雰囲気なのだろうなあと納得できるぐらいの出来な気がする。すばる文学賞(新人賞)ゆえ、小説としては隙間が目立ってるのでぐいぐい引き込まれる要素はあまりなかったけど(上司の恫喝にリアリティがない…台詞が陳腐に響いた)、とりあえず家を買う時は気をつけようと思いました。買わないよ買えないよ。つうか老後はマンションに住みたいのね。雪かきの問題無視できないからね。あと作者さん私とたいして年変わらないんだけど写真で見ると7、8才は上に見えた。このひともブラックの疑いのある企業で揉まれた結果の荒みが顔に出てるのかもと怖くなった…


お友だちからお願いします

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安心のしをんたんエッセイ。笑わせていただいたしっかりと。しをんたんはエッセイだけで食べていけるよ、と保証したい。鍛え上げた弟君の肉体美を拝みたい。


早稲女、女、男

早稲女、女、男

うーーーん?最近名前をよく聞く作家さんだったんで期待してたんだけど、選書を間違ったかなあ。文章は好きな感じだったのですが、それぞれの大学女子の性格・性質、一体どこまで脚色されてるんだ?と、あまりに入り込めない設定で全然肌に合わず。またここでもリアリティ云々、とか言い出す私。でもまあ、もっと面白く読める作品他にあるはず。探します。