with_isotope2013-01-17

半年ぶりのSAPPOROは、年々失われつつある物欲が一気にかき乱される、恐ろしい大都会でございました。niko andでニット(ヒロスエからみで好きになったんでファン歴は浅い)、ロクシタンで香水(桜の)、ハンズで馬油(北海道産コスメ大信頼!)、他もろもろ。歩きすぎてくったくたになってしまった。やはり私には通販がむいている。スープカレーも、もつ鍋も食べたし、幸せな帰省だった。お父上が「こんな美味しいもつ鍋初めて!」とえらく上機嫌になってくれたことが、これまた。あそこは全種類食べたことあるけど、塩がいちばん美味しいんだよなあ。締めの雑炊まで含めて、ほんっとーに幸せだった。
それにしましても、雪の多いこと。一面真っ白、雪の壁およそ2mとか、やっぱHAKODATEにはない景色。私の滞在中は全然降らなくて助かったけど、老体(父上)に雪かきの負担はとんでもなくきついはずなので、やっぱマンションで良いなあと改めて思ったのだった。私も終の住処はマンションがいい。5階ぐらいの。

そして旧友まゆみが、ついに結婚に向けて動き出してしまった。「ご冗談を」と最初は聞き流していたが本気だった。双方、メリットがないとかゆってたカップルだし、子供欲しいとかも聞いたことないし、なにより私が相手方にいい感情を持っていないためにわかに信じがたい話なので、なぜ、と詰問すると、返ってきた答はシンプルで納得しやすかった。「世間体」。まあ、かたい職業ついてるし、そうなるだろう。まあでも気が合うのだろうし、「愛し合っているから」というニヤニヤして放った答えも真実なのだろうということは、躊躇いつつも理解してあげるつもりだ。
まゆみとふたりで、計20回は通ったであろう珈琲屋。節目節目でここで繰り広げた会話、正直珈琲よりも濃いと思う。

余談。
まゆみが何かの用で名古屋へ行ったのだが、「名古屋都会とかゆったってSAPPOROには及ばないっしょー」となめてかかったら、着いてすぐ完敗に気付いたらしい。「惜敗じゃなくて?」と聞いたら、「足むけて寝れないぐらいの完敗」とのこと。…怖いな。私行けるかな。