庵堂三兄弟の聖職

庵堂三兄弟の聖職

ホラー大賞とった作品だけど、怖くなかった!読めた!万歳!(ホラー苦手です)素材はむっちゃ不気味なんだけど、軸にある三兄弟の物語はそれに比べると普遍的で、でもドラマチック。三兄弟が各々にコンプレックスを感じながらも思いあっている様子がとっても良かったー。ラストの“作業”の場面はさすがに迫力ありすぎてしかもかなりグロテスクで「ひいいっ」てなったけど、ほとばしる熱情に胸を打たれたのも事実です。
そっか、こうゆうのもホラーの範疇なんだ。知らない世界がまだまだあるなあ、と気づいたり。収穫でした。