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- 作者: 赤染晶子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/07
- メディア: ハードカバー
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- 作者: 八木教広
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/06/03
- メディア: コミック
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てゆっかいっつもおもうのだけど、ストーリーの壮大さがこの作者の手に余ってね?(!)セリフの稚拙さがいっつも気にかかるのだけど。
最近、ぜんぜん読んでない!申し訳ない!な、福田和代さん。『怪物』公式サイト、見ごたえあります。↓
http://renzaburo.jp/kaibutsu/index.html
図書館、図書館!と思い立ったのですが、ぜんぜん行けず(5時で閉まるとか…7時に延長されてても7時でも完全無理)、予約しても取りにいけないまま次の人に流れてしまうのだあよー。うむー。
で、『決壊』文庫版の解説を読んだのだった。もう本文は怖いので解説だけ。ああなんか…ああ、っていう。うまく言えねえや。なんにも言えない。なんでもかんでも結局は、自分のせいだ、と思った。そうゆうことだ、と。いままでもずーっとずーっと、自分のせいだ、とわかっていたけど、確固たるものになった。
バクホンの『生命線』の、メッセージを、栄純の意図するところの180度反対の意味でとらえた生き方を、あたしはずっとしている。
生命線の冒頭の一場面が、決壊のあのラストと完全に重なって、消えない。
小説は人生を変えない、と、すこし前に伊集院静がテレビで言っていた。嘘だ。変わった。あれが、数多くあった分岐点のひとつ。しかもたぶん、最終、から2つ目の。最終分岐点はもちろん、死ぬとき。きっと、遠くない。