Revolutionary

Revolutionary

さて、9mmについて書くか。
EZOから帰ってきてから、50回ぐらい再生している。アクトも観ていないのに。サンステから聴こえていた印象的なギターリフが耳に残っていて、帰りに友達から借り受けた。
去年のEZO(アースが超満員だった)の時から、無駄にメロディアス・音がくどい・クセがありすぎる・顔がとてつもなく怖い、と。それにしたってどんだけ人気あるんだ…とびっくりしていたわけですが、なんていうんだっけこうゆう音楽…ともやもやしてまして、ここへ来て答えが出る。V系ですやん。知ってますぞ、という感じである。V系は一通り聴いてきましたから。アイジャーでしたから。ハードなくせにやたらメロディアスで、歌詞は終末感漂いまくってて、んでとにかくギターが歌う。顔が怖すぎるボーカル氏が、もじゃもじゃ頭ではなく縦ロールとかして濃ゆいアイシャドウひいて真っ黒いロングスカート履いてても全然違和感ないんじゃん、音だけでいけば。一世風靡してた(はず)V系はもういまや下火みたいだけど、それでもこうゆう音楽に注目が集まるってことは、ある意味新しいジャンルなのか?Tシャツにジーンズでもいけるのか。恐るべし、若い力。
しかしこのアルバムは濃すぎる。30分強しかないがお腹いっぱい。全曲耳に残って離れない。中毒性高いなあ。上↑でなんだかんだ言ってみましたが、聴いてみたら、売れるのが分かる。詞とメロディの適合性の高さとか、恐れ入るよ。ラストの曲なんか、ほんとAメロは“革命の次の日”っていう倦怠感と達成感が融合してるし、サビでは確実に“朝日”が射し込んでるし。いちばん度肝を抜かれたのは、招待状の曲の(それにしても招待状っていうこのセンスはね…うん…)イントロ。ギターとドラムの高速ユニゾン。かっちょよすぎる。キッズ達がこぞって真似をしそう。
やっぱし詞重視(あ、容姿もね)なあたしとしては、今後感化されてこうゆうバンドばっか出てくるようになったら困るけど、でもきっと9mmは唯一無二で不動の地位を築くんだろうなあ。そんな気がする。
それにしてもボーカル氏のあの顔は!雰囲気ありすぎるけどまともに見たらほんと怖いよ。よかったね音楽があって。あんな顔じゃ、面接で落とされて就職もできないに違いない…