姉妹宿と合同で新年会があった。会社というコミュニティがこんなにもあたたかいことに齢29でやっと気付いた。そうだよ、同じ目標(予算必達)に向かって同じ屋根の下で働いてるわけだから、文字通りの共同体じゃなきゃダメに決まってるよなあ。勿論うわべしかまだ見れてない自覚はあるけど、ああんなにあったかい大人数の飲み会とゆうのがこの世にはあったんだなあ知らなかったよあははは、ってゆう。前の職場はとにかく部署間の仲が悪く、かと言って部署内の結束が固いかっちゅうたらノーだったし、一年に一度は大規模な飲み会はあったけど非公開でメンバー集められてたし、愚痴大会で終わっちゃってたし、って…いやもう思い出したくないんだったあんなクソ会社………
感動したのは、毎年恒例なのであろう1月生まれの社長へのケーキ贈呈という企画(しかもケーキは社員の手作りで似顔絵で!)と、乾杯やら中締めやらの時の経営陣の挨拶がちゃんと真面目でちゃんとユーモアもあって、っていう安定感と、勤務時間の関係で遅れてくるスタッフ用に料理が別盛りで温かいものが食べれるようになってた幹事さんの配慮!こうゆうことが18とか20とかで入社してるひとたちには当たり前のこととして行われてるってのは、ほんと恵まれた環境で羨ましいとさえ思ったりだよ。諸君、けして当たり前ではないのだよ、素晴らしいことなのだよこれは!と説いてしまいそうだった、the・恵まれてない社会生活を送ってきてしまった微妙な年齢のあたし…
そしてやっと寮の全員と話が出来た。同じ屋根の下で寝起きしてる人間ですものなるべく仲良くしたいじゃないですか。まあ実際に強く「仲良くしたい」って思ったのは二人だけなんですけど。常日頃名前今更聞けないけどちょうカワイイこの子!と注目してた子とはベタベタ出来たので満足です。あとは、23時に洗濯機をまわす不届き者の正体も判明したけどあたしよか7歳も上だったので、常識云々って話は通じないなここまで来ると、と諦めました。これはね、こればっかりはひとつの職場しか知らず、十何年も職場の人間だけと共同生活つうある意味大変狭い世界で暮らしてる弊害だなって思ったよ。うん。
翌日が早番だったので二次会で切り上げて帰宅したあたしですが、二時間しか寝てないとかほざいてぐだぐだなミスを連発させた先輩へのひそやかな怒りはついったでちょこっと呟きましたが、年考えなさいよってゆうバカな暴れ方をしてた上司も「記憶がないが身体じゅうが痛い」とぼやんとした顔をしてたので、なんだかんだでとりあえず酒にだらしないひとは苦手だなあと再確認したりしました。