バクホンでした。
光舟さんもblogでゆってくださってますが、ゲ・キ・ア・ツでした(notアッサリ笑)。つうか自分的にもこんなに疲弊したの久々なんすけど。なんでしょ、かるく200kcalぐらい消費したにちがいないと思うほどの滝汗&心拍数で、よくもったな俺!と褒めてあげたいぐらい。自嘲的(?)に「ソールドアウトしてないのにソールドアウトしらぐらいの熱気だよね」みたいなことを光舟さんがゆってたんですが、とくに札幌は待たされたから(リリースしてから何ヶ月経ったよ?え?みたいな)当たり前なんじゃないでしょうかね、と。


一発目の「世界を撃て」からぐいぐいで、ド音痴な男児がすぐ後ろでがなってたのでびっくりした。え!もういきなり歌うの!しかもどんだけ音程とれてないの!とやきもきしてたら(いつも怒りとか苛立ちとかより先にやきもきする私)、歌詞を覚えてないらしく途中口をつぐんでくれたのでホッとしていたら、うろ覚えなくせにごにゃごにゃとまだ歌いだしたので、再度びっくりさせられた。いいよもう、歌うのはノってきてからにしようよ一発目はちゃんと山田氏の声聞きたいよ…という感じだった。
なんかやっぱ場所によって若干セットリストが違うようなんですけども、札幌は個人的にアタリだったな、と。にまにま。アカイヤミ…!もうほんとこの曲気持ちよすぎる。ステージが変態すぎる。つか、山田氏の関節はずれてるでしょ的動きもそうだが、光舟さんと栄純がお互いの楽器のネック同士をこすりあわしてて、その光景がかなりエロかった。うまく説明できないけれど、自分の楽器を他人に触らす、という行為がエロすぎる。ラストは栄純が背中にまわしたギターを山田が爪をとぐ猫のようにかきならしてて、アカイヤミのムードありすぎだろ!とひたった。そういえば思い出したが「白夜」もそれなりにエロかったんだけど(注:セクシー、とほぼ同義で使ってます)、山田氏が「俺は黒猫になって」と歌うとこが妙にしっくりきて、つうか黒猫将司というのは違和感ないな、とか思ったりしたのだった。髪黒いし。目も猫っぽいっちゃ猫っぽいし。
そして“目指せぐだぐだ”なMCを挟んでから、だいすきな栄純の笑顔が溢れるようになって、ほっとしました。前半戦はなんか疲れてるように見えたので。ポロっと口にしていた「寂しさ」ゆえの表情だったんかなあ。光舟さんがうまくトークでほぐしてくれたっぽくて愛を感じました。あさり!(栄純、ちょっと見ない間に髪が伸びて、ふつうにかわいくなってた笑)
蛍→サニー→声→コバルトブルーの流れは、正直、「うん、もう、無理!」とくじけそうになりつつも気合いのみで乗り切った感じでした。つうかもう客の一体感とかすんごくて、つうかもう接触しているどの人の身体もべったべたで40度ぐらいあんじゃねえか?ぐらい熱くてすごかった。無意識にそうゆう熱に支えられて、跳ぶ気力を、拳を振り上げる精神力を得られるというか。どうもLIVE暦がそんなに長くないモンで(初めて見たのっていつだっけ?荒吐?19ん時?)勝手に疎外感を感じている身だから、知らない人たちに囲まれている…アウェイ…とか緊張してるんだけど(まじです)、今回はちょっと、新境地。周りでべったべたになりながら飛び跳ねていた方たちに勝手に感謝…
アンコールは無限の荒野→刃でした。まじすか!てぐらい嬉しかったけど、やはり「えっと、うん、やっぱりもう無理!」て感じになりながらめちゃくちゃ歌っていた。自分の声も聞こえない状態ですが、日常生活でこんな大声出す機会ないよなあと思ったら、すっきり。刃は前日ガンガンCD聴いてたんですが、すっげドラマチックでこってて名曲だよなあおい、と拳振り上げて予習してたんで、聴けてよかった笑。
でも、ちょうど2時間。あまりに早すぎやしねえか、ってぐらいの怒涛の展開で。寂しさは残るけど、今となってはまだいける!と言えるけど、体力的にはこれであたしは限界だったような予感もするから、うん、ちょうどよかった…かな。ほんとに下着もパンツもびっしゃびしゃで(途中何度もパンツがずり下がって、男子高生風味の腰パンになっていてヤバかったっす)、デトックス!て言葉が思い浮かんだ。カラダ的にも、日々鬱屈しているココロ的にも。ありがたい場所です、と、しみじみ。

もう前々から思ってることなんですが、他のアーティストのTシャツを着てくる意味はなんなのか、と実際着ているひとに問いたいんだが。失礼じゃないか?と思うんですが。なに?「俺は本来●●のファンだけど、今日はまあ暇だったから、バクホンもたまには見てやってもいいかなーみたいな」ていう上から目線?俺は●●のファンですから!とTシャツで主張することに何の意味が。一線引きたいってこと?ライヴ用=汗かいてぐっしゃぐしゃになってもOKなTシャツがこれしかない、とか、まさかそんなわけないよな?そこまで服持ってない人間がわざわざ高額なチケット代だして来ないよな?う〜ん、なんなんだろ。あたし的に、たとえば、宿泊客に「これお土産。みんなで食べて」と老舗Gホテルのバームクーヘンとか持ってこられたっけ(いや実際ないけど)、何も言われなくても(&何も言わなくても)「…なに?Gホテル贔屓?あそこまでのレベルになれってこと?厭味?」とか思うだろけどね。メンバーはステージからは見えないのか?見えないといいけど。つうかあたしがメンバーの心中を心配する意味もないけどな。なんなのかなあ、といつも思う。
なんなのかなあ、と思うことは上記以外にも多々あるんだけど、こうゆうとこで書くだけで(あと親しい友達と茶でも飲みつつ)実際は口には出さないんだけど、ていうか常識人としては口に出すという選択肢は無いと思うんだけど、後ろの方にいたカップルが、実際にそれを口にしちゃって、いやあの二人でコソコソ言い合うとかではなく、もう、絶対100%当人に聞こえてる!つうか聞こえるように意識して言ってる!っていうぐらいでっかい声で非難しちゃってて、あたしも胸中で「分かる…嫌なのは分かる」と頷いてたけど、これから一緒の空間共有する相手に対して、喧嘩売るのどうよ!と、驚き&不愉快な気持ちに。むしろ喧嘩売るなら堂々と話しかけたらいいのに、そんな、あんた、中学生みたいなこれみよがしな陰口を…、て顔見てないけど中学生だったのか?実際…て、いや、笑えない。うわー性格悪すぎだろ、と実は開始前からげんなりし、始まったと思ったら別なマイペース男児のダミ声で、ちょっともう先行き不安!(アウェイだし!)とか思ってたのですけど、ちゃんと楽しめてちゃんとはじけれて、良かったです。やー、いるんだね、あんな性格悪いバクホンファンも。びっくり。

びっしょびしょの服のままチャリとばして帰ってきたので、寒気が。だいぶ帰宅してから時間経ってんのに寒い。そして耳がわんわんゆってる。うーん風邪とか洒落になりませんぞ、俺。