アサイラムツアー@ZEPP

一夜明けまして、さて、反芻。


今年4度目のバクホン。2010年は本当にバクホンづくしの1年でした、と既に年の瀬モード。しかしワンマンがものっそ久々ではなかろうか?喉から内臓ぜんぶ出ちゃうぐらいに欲したワンマンは!と調べてみたら、前回、2009年4月。うわあ!まあアルバム自体が2年ぶりなのでそれはそうなんだけど、まあそんなわけで大変待ち侘びていたワンマンだったのですが、結構前から「ZEPP埋まんのかおい」とかゆっちゃってたわけですが、それはもうすっごい熱気で、あーよかったーペニーレーンじゃなくてー(=酸欠死必至)とか安心するぐらいの、いやもうなんかいろんな意味で、安心安心!(byシロ)な2時間でしたの。つまりなにかって、もう、楽しすぎたってことなのだよ!!


セトリは昨日ぽちった(…ぽちった?)ように、雷電ラフレシア⇒サニー⇒再生⇒罠⇒カラビンカ、以降がぐっちゃぐちゃで、とりあえず、よっしゃ!なワタボウシに、冬のミルク、という旧き名曲を挟みつつ、「アサイラム」からは海岸線とペルソナ以外はやってくれました。

しかし本日の大誤算は、いや誤算と言っては語弊がございますが、光舟さんというものすごいいい男の存在なんですけど…
常に上手で栄純基準にほとんど毎回視界は90度ぐらいのあたしが(山田まで範囲内です)、ちょっと欲張って120度ぐらいまで増やしてみたら、まあ!なんと!視界の左端にえらくいい男がいるではないか!と、本当に「!」というぐらいに惹きつけられてしまったという。ね。
光舟さんは2対2のイケメン組の方ではあるんだけど笑、イケメンっつうのとはなんかやっぱし違って年相応の色気っていうか男らしさみたいなのがむんむんで、つうか長身ですらっとしてあんなぶいぶいベース弾いてたら、かっこいいに決まってんじゃないっすか?!
てゆっか多分、あのひと、化けた?顔つきとか昔とぜんっぜん違いません?昔もっとぼやんとしてませんでした?明らかに皆から一歩引いてませんでした?でしたよね?(誰に聞いているのか)それが最近えらいぐいぐい前に出てますよね?そのせいですよね?そのせいであたしの視界の端で見逃せないきらめきを見せていたのであって、何も、あたしが栄純に飽きたとか浮気注意報とかそうゆうことではぜんぜんないですよ、ね?!悪いのは(悪いのは…?)突然かっこよくなりやがった光舟さん自身です!!!!
と、無理矢理に正当化してみましたが、多分、そうゆうことなんだと思います(きっぱり)。
今まで本当にぜんぜん見ていなかったので(!)、あんな動き回るんだーあんな表情して弾くんだーわー跪いて弾いてるーわーすげー煽ってるーいいないいなあっちサイド行きたいなーー、みたいな、なんか衝撃的でした。新鮮さも手伝って見ちゃう見ちゃう、っていう。なんか一人長袖なのも腕の長さが強調されてお美しや!とか。見ちゃうなーあれは。「わあ…」と思ったのは、最後の「パレード」のAメロを口ずさんでいたとこです。好きな曲なのかなあ?あの方がコーラス以外で歌ってるのって想像さえしたことなかった、つうか今まで見てないしなあたし。しかしまあ、ぜんっぜん上手には来ませんでしたけど笑。


ちなみにちょっと珍しいんじゃないかなーと思ったんですが、栄純以外がツアーTシャツ着てて、で別にアンコールでも着替えてこなかったという。持ち服が遠征のせいで尽きたのですか?笑 まあ山田がシャツじゃなくてちょっとほっとしましたけど(欲情しちゃうので)。栄純のあの柄はなんだね。なんて栄純らしいんだー。似合いすぎでした。さすが。


MC。
どのタイミングかな、と思ってたんだけど(あたしは待ちの姿勢でした)、たぶんワタボウシ後に照明落ちてしーんって間が出来たときにモッシュの真ん中あたりから「栄純おめでとー」と第一声があがって、そっから「おめでとー」の輪が広がり、栄純にスポットライト、「ありがとー♪」、「やーすっげえ楽しー♪」、にっこにこ!鼻血!!
(光舟もおめでとー、みたいな波はなくて、まあでも函館あったからいいか、いいね?)そのあとすぐに光舟氏が、「誕生日だからなのかわかんないけど、俺と栄純でいっつも昼ふたりで食いに行くんだけど、珍しく、行きたいとこがあるって言い出して。悪いんだけど付き合ってくんない?みたいな感じで」と話し始めて。
栄純がわざわざネットで調べて、わざわざプリントアウトして(光「プリントアウトだよ?笑)、「ちょっと遠いけどいい?ってタクシー拾って行ったら、ワンメーターで着いて」。栄「朝フロントの人に『ここへ行くにはタクシーはどっち側から乗ったら近いですか?』って聞いて、でもフロントの人も『どっちっていうか…わりと近いんですけど…』みたいな感じで、そん時から既にちょっとそんな感じはあったんだけど笑」。
しかも、行ったことあったわここ!というオチで。栄「店内に2008年って色紙あったから、2008年ってことはこれ俺来てんだなぁ〜って。光舟も店の親父さんに見覚えがあるって言い出して」。かわいすぎる…。もうしゃべってる間ずっと笑顔で、どうしようもなくおばかっぷりを披露している話題だというのになんら悪びれる感じも恥じる感じもなく、とにかくこの瞬間俺めっさ楽しいぞいっ!ていうのがひしひしと…。
あ、で、続き。最近よく聞く「一幻」さんて所で。あたしも勉強のために(お客さんに聞かれる時などね)食べに行ったことありますが、まああんまし海老が好きではないあたしからしてみれば再訪したいとも思わないけど、それなりにやみつきになりそうな風味の。美味しいですよ。で、昔はふつうの味噌らーめんだったのが海老そばって売り出して、「このままじゃまずいっつって、親父が新しく始めて大当たりしたんじゃねえかって思って。これから流行るよって先に俺ゆっとくわ!」
光「ラーメン家の松田さんはどこか行かれたんですか?(客席向かって)なんか自分のこと“ラーメン家”とか言い出して。格闘家とかプロでお金もらってるひとが名乗るもんなのに、逆じゃん、って。お金払っちゃってるんじゃねえか。って」。松「行きましたよ。全国チェーンの山岡家へ」。爆笑。松「札幌は水も美味しいし違うんじゃねえかと思って行ってみたんだけどまったく同じでした」。栄「忠実だったんだ!」。
(その間山田はびしょ濡れの髪を何度もタオルで拭って、あの、ぎらっとした目のまま微笑をたたえて、一言もしゃべりませんでした…笑)
松「いつも食べ物の話ばっかしちゃってますけど、今回のアサイラムっていうアルバムは…」と、リーダーらしくまじめな話題へ持っていく。エネルギーをぶつけあいましょう!みたいな感じで、締め。
締めた後は冬のミルクだった…と思う。


で、後半戦が始まって、もうねえ山田が声がらっがらなんですよ。飛ばしすぎたんじゃねえかってぐらいに。でもがらがらで掠れた高音もそれはそれでけっこう色気があって好きだったんですけど。
「太陽の仕業」が10曲目ぐらい…?で、がらっがらで。でも、あの曲は相当歌い手には難しいと思った。あの音程であのテンポであの早口っぷりで、あれはほんと山田ぐらいのボーカリストにしか歌えねえなあって思ったぐらいにして。
「戦う君よ」がすんごい盛り上がりまして、山田がラストのサビんとこで客席に歌えーーーってマイクを向けたんだけど、それにうちらが全力で応えて、最後に「晴れわたるあの空を目指してゆけ」んとこで大合唱で山田が空を高く指差して、栄純も顎を上げてどこか遠くを見つめてて、なんか、この画がすっごいはまって、うわあって鳥肌が立った。連れてってやるよ、てのではない、確実に、一緒に行こうぜ!っていう呼びかけの歌だったなあって。
あと印象的だったのが、「閉ざされた世界」なんですけども、正直あたしこの曲の濃さに閉口しちゃってるんだけど、…いやいい曲だよ?なんだけど、そこまで支持できないってゆうかぁ…とか思ってたらEZOでもえらい盛り上がってたので合わせて盛り上げてみたんだけど、今回も、イントロで拍手喝采で周囲の男児が「待ってました!」とばかりに前に詰めるのよね。これは…?と。これ、もしかしてこのひとたち、ガンダム男子…?と。最後の掛け合いんとことか盛り上がってナンボなのは分かりますけど、なんか違和感が拭えないんだよねー。なんなんだろ。同じく、「罠」もなんだけど。この曲も多分ここまで盛り上がる曲じゃないと思うんだけどバクホン的に…いや、いい曲だよ?なんていうか、定番曲(コバルトとかサニーとかね)とは種類の違う盛り上がり方に、未だに慣れない私なのでした。
それはそれとして(何)、コバルトの盛り上がり方は異常笑。誰も山田の歌など聞いていない。縦に横に大暴れで自分の声さえも聞こえない轟音、いやまさに轟音て感じの大絶唱!やっぱり、コバルトは不可欠だわー。ちょう気持ちよかった!今回はコバルトに勝るものはありませんが、ラフレシア、サニー、戦う君よ、罠、無限、と、みんなよく歌いました。マル。
(なんか帰宅して寝るときに喉が痛くてですね、帰りちょっと雨に濡れましたし「やっべ。風邪かな」とか眉を寄せていたあたしですが、なんてことはない、歌いすぎなだけだった。カラオケ行ってもここまで叫ばんぞ、というぐらいに歌ってます。気持ちいいっす!)
山田MCは、大盛り上がりの「戦う君よ」のあと。「大丈夫?」と、自分の息絶え絶えで客席に呼びかける(ちなみに光舟さんが隣でくすっと笑う)。山「今年はほんといっぱい札幌来たなー」客「ありがとー!」山「いやっ、こちらこそありがとう」。「今日で全員31オーバーだな…みんなから見たらただのおっさんだと思うけど、今まで以上にがんばらないとと思います」。若いって!てゆっかものっすごい今が旬だって!!


あとは、なんだ…そうか、山田ね。みるみるみるみる痩せてますが!いいの?!EZOんときより更に小さくなってない?腕とかなんか骨ばりすぎじゃない?あれは絞った結果なの???それにしてはなんか突然過ぎない…?!と、もう、気が気じゃないぐらいに心配でしたけど。病気でした、とか、まじやめてよね。
で、光舟さんが光舟さんが!と身悶えていたわりに、もちろんちゃんとしっかり栄純の笑顔にはアテられてきてますので、大丈夫!(?)本当に楽しそうでお母さんうれしいよー♪栄純があんなにしゃべってくれたのも思えば久しぶりだし。「羽衣」とかのせつなさを噛み締めている感じの歪んだ表情も、動物的に感情をあらわにした激しい顔つきも、みんなの顔ひとりひとり順番に確かめて頷いる時の満面の笑顔も、ぜーーーーんぶまるっと丸ごと、大好きだ!!なんかもうけっこうな可愛さでまいったよ笑。今回は光舟氏の力添えもあって可愛さ百倍でしたの。きゅん…
ええと、…もうひとり、は。うん、好きだよ、マツも…(うわあ)


アンコールは、ななななんとさくっと無限やって終了!笑 山田の声を気遣ったか?と思ったんだけど、なんかしかもねえ、無限って結構イントロでためてためて、来るぞー!て感じが楽しいのに、これまたさらっと始まっちゃって。まあこれももうぐっちゃぐちゃで大変楽しかったのですが。1曲かぁーって。みんな結構「え?」と意表をつかれていたと思われます。なかなか去ろうとしなかったけど、結局客電ついちゃって終了だった。でも、最後に皆でわーっておっきな拍手があって、素敵な、満足感が伝わる閉幕だったのです。嬉しい。
光舟さんがこまめにアップしている公式のBlogの写真、あれ、ほんとすごいよく撮れてる!伝わるよー熱気が。あの写真見てると(あたしは写ってるか写ってないかけっこう微妙なとこです)、札幌最高、と同志を褒め称えたくなる。誇らしくなるなあ。いつも、いつもね、待ち侘びているひとばっかりなのだよ。だから、また来てね。


お疲れ様でした。
(他また思いついたら追記。長すぎんでしょ自分!)